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売買タイミング

☆ 株式投資で重要なのは、銘柄選びと売買タイミングです。ここでは売買タイミングについて軽〜く触れたいと思います。

注文を出す前に考えておきたいことの第一は「いつ買えばいいのか」という、買いタイミングです。どんなに優良な銘柄でも、株価が上がり続けることはありえません。必ず、下がる時も出てきます。そういう時に買ってしまうと「含み損状態」になてしまいます。買うタイミングとしてベストなのは、言うまでもなく「これから上がる局面」です。これから株価が上がるかどうかは誰にもわかりませんから、その兆候がうかがえるかどうかが、ポイントになります。また、買うタイミングと同時に考えておかなければならないのが、買ったあと「値上がりした場合、どうなったら売るか」「どのくらいまでの下落なら許容するか」を考えなければいけません。

 

T 株価の動く方向

株価があがりそうな兆候がうかがえるとか、買った後にこのくらいまでの下落なら許容するという水準は、主に株価チャートを見て判断します。
株価チャートとは過去の株価の推移をグラフで示したようなものです。株価というものは、上下に細かく動いてはいるけど、少し大きくみてみると上向きとか下向きといった方向性があります。この方向性を
トレンドといいます。
トレンドには上昇トレンド・下降トレンド・横ばいと、3つの動きがあります。横ばいとは、ある一定の値幅の間をいったりきたりしている方向性がない状態の事です。いったん、上昇にせよ、下降にせよ、トレンドが出始めるとある程度までそれが続く性質があります。
株価が上昇トレンドにある時は、陽線(始値よりも終値が高い白色の棒線)が陰線(始値よりも終値が安い黒色の棒線)よりも多くなっているのが殆どです。反対に下降トレンドにある時は、陰線が陽線よりも多くなっているのがよく見受けられます。

この方向性・・・トレンドによって「これからどう動くのか」「損切りタイミングはどのへんか」「売買タイミングはこのへん」などと目安をつけられます。ただ、注意しなければならないのは株価チャートとは過去の実績において今後、こうなるだろうと予測ですので・・・必ずそうなるとは言い切れないのです。未来は誰にも分からないですから。

トレンドの形は株価が上昇(下降)し、いったん下がる(上がる)がまた上昇(下降)して高値(安値)を切り上げ(切り下げ)ていくといく形です。最初に株価が上昇します。この段階では、まだ上昇(下降)トレンドかどうかは判別つきません。
上昇がどこかで下げに転じますが、下げに転じた時点(高値)のところがチャート上では「山」の形になります。どこかで下げ止まって上昇すると、ここに「谷」ができます。この「山」と「谷」を目安に上昇トレンドか下降トレンドをみることができます。

             

上昇トレンド・・・上昇していた株価がいったん下落するが、まえの安値「谷」をわらずにまた再上昇する。プラス前の高値「山」を越えていく。
下降トレンド・・・下降していた株価がいったん上昇するが、まえの高値「山」を越えられず上げ止まって再下落する。さらに、前に付けた安値「谷」をこえて下落していく。

この二つの見方が上昇・下降トレンドの特徴でもあります。前の高値「山」を越えられず、前の安値「谷」も超えられず「もみあい状態」になる事もあります。
 

U 買いのタイミング

買いのポイント地点となるのは、「前の高値を抜けていった地点」と「上昇して下がってきた株価が前の安値より高いところで反転して再上昇した地点」となります。

高値を抜けたら買い・再上昇したら買いと言うと、高いところで買う事になると錯覚しますが、要はそれよりも高く売ればいいのです。上昇トレンドになってるのを確認して買うので、株価は上がっていくはずですから。株は「安く買って、高く売る」・・・この一言に尽きますが、高く買ったっていいんです。売るときにそれよりも高く売ればいいだけですから。

下降トレンドになっているのを知らずに買うと、大変な事になりますので見誤らないようにしましょう。by私の経験より・・・
 

V 売りのタイミング

買った株を売る・・・ただ、それだけですが2つの種類があります。1つは、「利益を確定する」ための売りともう1つは「損失を処理する」ための売りです。

1.利益確定の売り
売るタイミングを逃さない為に、買う前に「いくらまで上昇したら売る」という目標値を決めておくやり方もあります。1番分かりやすい目標値は「
前の高値」です。前の高値とは株価が上昇してきたものの、そこで押し戻された事を意味します。つまり、買う力の方が優勢だったのに、この地点で売る力が優勢になってしまったという事です。とすると、今度もまここで売り圧力が強くなる可能性があります。
このように、壁となる「前の高値」やもみ合い状態の上値ラインなどの水準は「
抵抗線」と呼ばれます。
反対に、「前の安値」やもみ合い状態の下値ラインは「そこまで下がると株価が上がった」地点であり、そこは買う力が勝っていると考えられます。この「前の安値」など下げ止まると予想される水準は「
支持線」と呼ばれます。

このように、前の高値を目標値にするのは、過去の動きからすると売り圧力が大きくなると予想される「抵抗線」の地点です。見方を変えると抵抗線を超えたら以前にはなかった相当に強い買いの力があるとされ、買いシグナルになります。

過去の高値は、「利益確定の目標値」であるのと同時に、「どのくらいの上値余地がみこめるか」という参考になります。

2.損切りのタイミング
損失の処理、すなわち損切りは株式の売買をする上で一番重要な要素です。含み損を作らない方法は難しくありません。株を買う時点でいくら以上損失がでたら手仕舞うといったルールを自分の中につくり、それを確実に実行すればいいだけです。
そのルールはいろんな本にのっているような「一律○○%損になったら売る」とかいうのはあまりお勧めしません。一律には決めないほうがいいと思います。もちろん、まったく駄目というわけではありません。
それよりも、「前の安値を下回ったら売り」「過去何日かの安値を下回ったら損切りする」とか「株価が移動平均を下回った」など、買う時に具体的な目標を決めた方が良いと思います。

損切りをした後に株価が戻ったら・・・・なんて思う時もあると思います。実際、損切りした後、再び株価がいい感じで上昇していくようならまた買い戻せばいいだけなんです。

損切りするときに、大事なのは客観視する事です。淡い期待などを持っちゃいけません。お部屋の掃除をする時と一緒で、いつか使うかもなんてものは大抵使わないものです。ちゃっちゃと捨てましょう。いるものだけ残しておくんです。

 

 

 

 

 

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