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株式投資基礎知識

 

株の種類(現物・信用・ミニ・プチ)

☆ はじめに・・・

株式は、銘柄ごとに単元株数が決まっています。 単元株数というのは、売買の基本単位となる株数のことです。例えば、ライブドアは1株単位。トヨタは100株単位。コスモ石油は1000株単位です。取引所で売買してるのはこの単位で売買します。よくテレビやネット等で見かける株価は1株での値です。360円の株価で1000株単位であれば360,000円となります。買うのに360,000円も必要となります。
 
 
 

☆ 現物取引(一般取引)

手元にあるお金で単元株を買い、持っている株を売るというものです。一般的に株の売買はこの事を指します。昔は1株の額面が50円で1,000株単位で5万円と決まっていましたが、今は単元株数は会社で自由に決める事ができるようになってます。会社毎に単元株数が違うので、取引するときは確認しましょう。

「指値注文」「成り行き注文」で取引します。「指値注文」とは自分の指定する価格で注文を出すことで、「成り行き注文」とは、値段を指定せずに注文を出すことです。価格重視で取引する時は「指値」でしますが価格を指定してる為、約定できない時もあります。成り行きは、価格を気にせずに売買する時に使います。一般取引では「指値注文」よりも「成り行き注文」が優先に処理(取引)されます。
 

☆ 信用取引

一定の証拠金を担保として預け、証券会社や証券金融会社から株やお金を借りてきて、売ったり買ったりする取引です。殆どの証券会社は、担保金の3倍までの売買額枠が設けられます。実際に自分が持っている金額以上の売買ができますから、当たったときの利益は大きくなりますが外れたときの損も大きくなります。資産管理をしっかりしないと、とんでもない事になります。

信用取引の口座を開設するには、現物取引の経験がある程度必要とされています。今は大体1年以上程。また、資産が300万以上必要ともされています。
 

☆ ミニ株

ミニ株とは、通常の単元株を10分の1の単位で売買できる制度です。上の例でいいますと、コスモ石油が360円だとします。一般取引ですと、360円×1,000株=360,000円となりますが・・・ミニ株ですと単元数の10分の1、100株で買うことができます。36,000円で100株を買う事が、可能になります。単元を10分の1にするので、1株単位の株などは売買できません。

便利な一面の一方、制約もあります。

まず、ミニ株を扱っている証券会社でなければミニ株取引はできません。今現在、全ての証券会社が扱ってはいません。株取引を小額で、始めようとするならば証券会社がミニ株を扱っているか確認しましょう。付随事項として、ミニ株を取り扱ってる証券会社でも扱い銘柄数は違います。少ない証券会社で400銘柄、多い証券会社で2,000銘柄以上と各社によってバラツキがあります。

次に、売買の仕組みが一般取引と違います。一般取引では取引時間内は、ダイレクトに注文が市場に出ますがミニ株ではダイレクトに注文は流れません。証券会社が注文をいったん預かり、その証券会社が委託人となりほかの投資家の注文と一緒にして市場に注文を出す仕組みとなっています。よって「成り行き注文」のみとなります。ザラ場では取引できませんので、ほとんどの証券会社が前場の「寄り付き」のみの取引と1日1回のみとしています。
 

☆ プチ株(単元未満株)

プチ株とは、正しくはカブドットコム証券会社の商品名です。ここでいうプチ株とは単元未満株取引の事です。単元未満株取引とは、最低売買単位未満での取引の事です。また、上の例ですがコスモ石油が360円だとします。ミニ株取引でも、36,000円かかりますよね。ですが、単元未満株取引ですと1株でも買えるんです。360円で1株だけ買いってのもできるんです。

扱っている証券会社はミニ株を扱っている会社よりもグッっと少なくなり、今のところ2社しかありません。

※カブドットコム証券・・・・プチ株 ※E*トレード証券・・・S株(E*トレード証券会社では[S株」という商品名)

プチ株&S株、共に1日2回取引できます。前場の寄り付きと、後場の寄り付きです。注文受付時間等は、会社によって違いますので、確認してみてください。
 

☆ るいとう(株式累積投資)

毎月、一定額を投資することで、その銘柄の株を少しずつ購入する方法です。この投資方法のメリットは、ドルコスト法とも呼ばれるように、平均購入単価が長い目でみれば、割安になるということでしょう。つまり、毎月一定額を投資するので、株価が高ければ、購入株数が減り、株価が低ければ、購入株数が増えるわけです。一方で、頻繁な売買はできませんので、長期的な投資方針に向いてます。預貯金代わりに、毎月一定額を株買っている人もいます。扱ってない証券会社もありますので、確認が必要です。

デメリットとして、株価が下がり続けると、株数は増えても相対的に価値は下がってしまうことがあげられます。まぁ、これは「るいとう」に限らず、株式投資の宿命なのですけど...業績や将来性を重視して、銘柄を選択しましょう。

 

 

 

 

 

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